あなたは今の働き方に満足していますか?
コロナ禍で自分と向き合う時間が増えました。
私と同じように「このままでいいのかな」「何かしなくちゃ」と感じていたら、あなたの次の1歩を後押しできれば幸いです。本記事では現在進行系で進む、会社員がハンドメイド作家になる過程を共有します。
【きっかけ】会社員、このままじゃまずい
7年前、”安定”を求めて就職活動をしていた私は、運良く希望する会社に入社できました。
ところが現在、このままの働き方で良いのかと”不安”を感じています。
このまま働いていて、
順調に出世できるのか、左遷されないか、人減らしにあわないのか、そもそも会社は続くのか・・・
会社を動かしている40代以上の管理職と、そうでない従業員では抱えているリスクが違います。
社内の人事って人間関係による運要素もありますよね。評価する側も人間です。合う合わないは出てきてしまう。この不安を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。
会社への経済的な依存度を下げる必要があります。つまり、給与のみで生活している状態から、給与以外の収入を得られる状態になること、経済的な自立が必要です。
支出を見直したり、投資を始めたりとお金の知識は増やしてきましたが、経済的自立へは稼ぐ力も欲しいところ。そこで、元々好きだったモノづくりを通して自分で稼ぐことを決めました。
【ビジョン】モノづくりで誰にどう喜ばれるか?
私も一応社会に出て7年目です。お客さんからお金をいただくからには、しっかりと喜んでもらえるように商品を設計したいと思います。そのためにまずは”モノづくりで誰にどう喜ばれるか?”のビジョンを整理します。
いきなりビジョンと言っても思いつきづらいので、少し発想を転換してみます。
普段どんな時にモノを買いますか?
私たちは生活必需品であれば、ストックがなくなった時に値段の安いものを選んで購入します。より便利なものをより安く買いたいと考えます。
この土俵でハンドメイド作家に勝機はありません。工場の製造ラインで大量生産される生活必需品は、極限まで下げたコストで販売されます。性能も改善され続け、値下げ競争も敵いません。
生活で必要に迫られて買うものは、大手に任せた方が良さそうです。
さて、私たちは他にもお金を使う場面があります。
そのひとつは身近な人と過ごす時です。1人で食べるよりも良いご飯を食べてお酒も飲みます。お祝い事にはプレゼントを買います。旅行先も1人で行くより豪華にします。
モノを買っているという感覚よりは、「人との楽しい時間や思い出の共有体験」を買っている感覚かもしれません。お客さんに喜んでもらうなら、断然この土俵でモノづくりをするべきです。
モノづくで誰にどう喜ばれるか?
・・・少しビジョンが見えてきた気がします。
「人との楽しい時間や思い出の共有体験」の体験を遡り参考にします。
当時お付き合いしていた彼女へメッセージカードを作った経験がありました。お金はかけていなくても、手間と気持ちを込めたメッセージカードは想いも伝わりました。彼女の喜んだ顔は今も忘れません。その後私たちは結婚し、一緒に住んでいながらも言葉だけでなく文字でメッセージを交換しています。メッセージカードを通して、一緒に過ごした時間や思い出を共有する体験となりました。
この体験を人にも味わってもらいたい。
身近な人と過ごす時間や思い出を共有する体験をモノづくりを通して喜ばれたいと感じます。
モノづくりをするにあたってビジョンが決まりました。
身近な人との素敵な時間や思い出の共有体験をつくる
【まとめ】
今回はどこにでもいるごくフツーの会社員が、ハンドメイド作家を志すまでの過程を紹介しました。
今の時代、会社からの給料一本はリスクが大きいです。仕事終わりにも続けられるよう、大好きなモノづくりを通して収入を得たい。これからは、実体験から整理したビジョンを基にハンドメイド活動を進めていきます。
このブログでは「このままでいいのかな」「何かしなくちゃ」と感じている人に向けて、現在進行形で私の失敗や成功体験を共有します。アホだなぁとか、自分も一歩踏み出してみようとか、少しでも役に立てば嬉しいです。
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